カシコレラ・ミュージック

カシコレラ・ライヴをカシコレラ・ミュージックと改称し、音楽に関する気ままな投稿場所とします(2023年4月10日より)。

沖縄ライヴ⑥ THE BOOM -シンカヌチャー

山梨・甲府出身の宮沢和史さんを中心とする「THE BOOM」の2013年、ZEPP TOKYOでの「シンカヌチャー」のライブ。
沖縄の伝統芸能エイサーをベースにした創作太鼓集団「琉球國祭り太鼓」との共演が素晴しい。
*「琉球國祭り太鼓」は、沖縄の伝統芸能エイサーをベースに、空手の型を取り入れた独自の振り付けとダイナミックなバチさばきで、若者に圧倒的な人気を誇る創作太鼓集団。

また、この曲に込められたメッセージに心惹かれる。
シンカヌチャーとは、沖縄語で「仲間たち」という意味(「シンカ」=仲間、「ヌチャー」=たち)。
沖縄出身者だけでなく、世界の様々な場所で沖縄の風習を大切にして暮らしている県系人や、沖縄の血が流れていなくても沖縄を愛し、沖縄の未来を豊かにしようと行動している人々も沖縄の仲間(シンカヌチャー)ではないだろうか? というメッセージが込めらた曲なのだ。

2011年、沖縄で開催された「第五回・世界のウチナーンチュ大会」の応援ソングとして作られた。
作曲は宮沢和史さん、作詞は宮沢和史さんの他、沖縄の歌姫・我如古より子さん、「南島詩人」とも称される沖縄の演出家・平田大一さん。
2012年1月、宮沢和史+DIAMANTES+シンカヌチャー名義で沖縄限定シングルとして発売された。

THE BOOM-シンカヌチャー(CONCERT TOUR 2013 ”24” at ZEPP TOKYO)

youtu.be


歌詞
https://www.uta-net.com/song/144979/

尚、いんやくりおさんも、インドネシアのエイサー団体・ウーマク・エイサー・シンカ・インドネシアとの共演でこの曲をカバーしている。

◆いんやく りお - シンカヌチャー (feat. U-maku Eisa Shinka Indonesia) (Cover)

www.youtube.com

 

 

(参考資料)

*世界のウチナーンチュ大会(ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E5%A4%A7%E4%BC%9A


*2012年1月27日(金)沖縄限定Release!!
宮沢和史+DIAMANTES+シンカヌチャー Single【シンカヌチャー】
https://highwave.co.jp/shinkanucha/index.html


琉球國祭り太鼓(Oficial WEB SITE)
https://ryukyukokumatsuridaiko.com/

*「ダ・ヴィンチweb」:宮沢和史インタヴュー
(前編)「島唄」は、“表向きは幼馴染の男女の別れ”の歌。その一語一語の裏に込められた真実とは? 宮沢和史さんインタビュー
https://ddnavi.com/interview/991162/a/
(後編)宮沢和史さんが30年も、沖縄に向き合い続けることができた理由は2つ。『沖縄のことを聞かせてください』に込めた思い(「読みたい本がここにある ダ・ヴィンチweb」)
https://ddnavi.com/interview/991173/a/